去年2009年12月に日本人学校で現地理解体験日というのがありました。校庭で、ゾウやラクダに乗ることができるのです。幼稚園児も親同伴で参加可能で、大いに親も楽しみました。左の写真のゾウに乗っているのは、PEHくんと私です。10~12月はインドのベストシーズンで、涼しくて爽やかな青空の下、ゾウの背中でゆうらりゆらり、悠長な時間の流れを体感しました。
蛇使いや猿回しなど、インドの代表的な大道芸人の人たちも呼ばれていました。コブラって、カレイかヒラメのように薄いんです。首に巻いてもらって記念撮影するひともいて、ぜんぜん怖くありません。毒牙は抜かれているのでしょうか?
他には、インド料理を作って試食する部屋、インド音楽の楽器を体験するコーナーなどがありました。幼稚園の園舎でも、ブレッドパコラがふるまわれ、辛くないインド料理は園児にも好評でした。(パコラは、ひよこ豆の粉を溶いて各種お野菜にからめ揚げたもので、インドの天ぷらみたいなものです。ブレッドパコラとは、サンドイッチをそのままパコラにして揚げた三角形のユニークな揚げもの。腹ペコな時、ごきげんなスナックです。インドの街ならどこでも、ニューデリー空港でも食べられます)

最後は、メヘンディー。インド女性のオシャレといえば、これ。
ヘナの粉を溶いたものを細く絞り出して、手や腕を染めつけます。数時間してから洗い流すと、鮮やかなオレンジがかった褐色に染まっています。
伝統的なペイズリーなどの柄が、たったの1~2分で絞り出されます。職人さんが待機している部屋の他に、学校児童が自分でデザインし、自分で自分の手に絞り出す体験コーナーもあり、とても面白く拝見しました。
こうした異文化体験を幼いころから出来る子供たちは、幸せだなぁ、と思いました。