2009年10月26日月曜日

スミルノフでゴキブリ退治!


手にしているビンは、インドの合弁企業が出しているウォッカ「スミルノフ」です。
これから何をつくるかというと、カクテルではなく、ゴキブリ退治の殺虫剤&虫よけも兼ねたクリーナーです。日本の実家からアロマテラピーのエッセンシャルオイルを各種送ってもらったので、これから「スミルノフ」で希釈するのです。

ゴキブリ退治には、ペパーミント!
その場で吹き付けて死んでいただくには原液が良いそうですが、もったいないので、ちょっとウォッカを混ぜます。台所用に、この濃いペパーミントスプレーと、さらにミネラルウォーターで希釈した掃除用スプレー、2種を常備するつもりです。

激しい乾季が終わり、7月モンスーン(雨季)に入る頃から、
デリーではありとあらゆる昆虫が息を吹き返し増殖しています。
我が家は築30年近い古屋なので、台所はゴキブリの巣窟です。
ですから、この「スミルノフ」作戦が成功することを祈っています!
実は最近、「インドのキンチョール」作戦が大失敗に終わっているもので…
(これについては、また日を改めてご報告いたします)
でも、そのお陰で、人体にも優しい方法に踏み切る決心がつきました。

なお、この「スミルノフ」、インドで販売されているお酒の中では結構美味しい方だそうで(つまり薬品くさい変な後味がしない、合格ラインという意味です)
無類の酒好き、えいちゃんは、いつもこれでカクテルなどつくって飲んでいます。
で、このブログを書いている横で、
「なんだよ、ゴキブリにかけちゃうのか?もったいないな」 
などと呟いておるのでした…

2009年10月20日火曜日

はじめてのディワリ


去る17日(土)が2009年のディワリでした。ディワリはインドのお正月です。この日は、遠く離れて住んでいる家族も皆集まって過ごします。富と豊穣の女神、ラクシュミーを家々に祀り、新しい一年が幸多からんことを祈るのです。クリスマスカードのようにディワリカードを贈りあう習慣もあり、小3の子が英語の授業で作ったカードを見せてもらうと、Happy Diwali, and a happy new year! と書かれていました!

17日、18日と、夜中まで爆竹と花火の音が鳴り響きました。中国の春節の祝い方に似ています。暴発もあり、危ないので外出は控え、窓から打ち上げ花火を眺めて過ごしました。
また、気分だけでもと思い、玄関の靴箱の上にディアの灯をともし、
「光の贈り物」と題された工作を小1の長女が作ってきたので、リビングの窓辺に飾ってみました。
ケーキの絵を描いて作ってくれたので、クリスマスにも誕生日にも使えそうです。

2009年10月13日火曜日

ディワリ もうすぐインドのお正月

2009年のディワリは、10月17日(土)。前2日、後1日、合計4日で祝われます。
17年間、国外追放されていたラーマ王が、ラヴァナを倒し、凱旋帰国した際に、その道筋に灯りをともして人々が出迎えたことにちなんで、「光の祭り」と呼ばれているそうです。
家々では、素焼きの小さな容器に灯心と油を入れて、灯りをともします。また、クリスマスのようにイルミネーションがあちこちに飾られます。

小1の長女も13日の英語の授業で、このディヤという容器を作ってきました。
先生が下さった容器に、ボンドを塗り、上から、金や銀の粉をかけ、お花のスパンコールを
張り付けてありました。
「ディワリには、灯りをともしてくださいね」と先生が教えてくださったとのこと。今から楽しみです。

ディワリ前には、いつもお世話になっている、家で働いて下さっている皆さんに、ちょっとした心付けとお菓子を渡す習慣です。スィーツはいらないと思うインドの人もいると聞き、バサント・ロックのマルシェで、プレゼント用のピスタチオを14袋(後で足りなくなってさらに5袋追加)買い込みました。

金色の唐草模様がプリントされた布の巾着に1袋づつ入っています。この中に、名刺大のカードを入れました。カードには、ひとことだけ、書いてみました。
DIWALI  MUBARAK  HO  !
(ディワリ おめでとう!)
いくつになっても、プレゼントを用意するというのは、うきうきするものです。


2009年10月5日月曜日

やもりさん、こんにちは!

ニューデリーに暮らし始めて半年が過ぎ、
新しい生活も軌道にのり、やっとブログを始める余裕が出てきました。
6年前から2年間のパキスタン滞在(長女が1歳から3歳まで)のことも
ときどき思い起こしながら、日本に本帰国するまでの2年半の間、
滞在日記をつけていきたいと思います。
このブログを訪れて読んでくださる皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

インドの家に到着したとき、リビングの壁掛け時計の横に やもりを発見!
ふるーい友人に再会したかのようで、嬉しくなりました。
暑い国の家の中、世界中に棲息している国際的爬虫類、やもり。
もちろん、パキスタンに住んでいた頃も、毎日家の中で出会っていました。
恋の季節に、オスとメスのやもりが、キュッキュッキュッ…と
鳴きながら追いかけっこするのが可愛く、よく観察したものです。
家を守るからやもり、日本でもとても縁起の良い生き物です。
ゴキブリなどの害虫もばりばり食べてくれるし、ほんとにありがたい。
やもりさん、これからもよろしくね!