じゃーん。材料が出揃いました。マーケットで買ってきた、マスタードオイル、ディヤの陶器、そして、ルーイーの綿(新聞紙でくるりと巻かれたものが、Rs20(40円)で売られてました)です! このルーイーとは、4月猛暑に入るころ、インドワタノキ からフワフワ飛んできて、街中にただよっている、あのワタです。日本人学校の門の横にも大きな綿の木があって、その時期、グラウンド中が、その綿だらけになります。フワフワ、コロコロ転がっていく綿の塊を、うちのPEHくんは、追いかけて拾い集めていましたっけ。拾って見ると、綿の中に種があり、綿花にそっくり。 ドライバーさんに聞くと、「ルーイーですよ。拾い集めて糸にして、ブランケットを織って、冬に使うんですよ」と教えてくれました。その、ルーイーをディワリ前のマーケットで見つけたので、びっくり!灯心としても利用されていたのですね!写真の一本目の灯心は、ドライバーさんに作って見せてもらいました。綿をそっとちぎって、両手の平で撚るだけ。やってみたら意外と簡単でした。ルーイーの種の皮らしきものが残っていて、その未精製な感じも、手のひらに触れて楽しい作業でした!
自宅のバルコニーに、ディヤの灯りを沢山ならべました。これはディワリ前夜の写真です。小さい灯りは、ごく小さい陶器に蝋を流し込んだタイプのものです。おめかしに、赤地に金糸のリボンで巻かれています。一晩もたずに燃え尽きてしまったので、翌日、ルーイーで細い灯心を作って、マスタードオイルを入れたら、また再利用できました。どのお宅も、建物のぐるり、塀のぐるりに、沢山のディヤを灯します。翌日、陶器の底に、ルーイーの灰とマスタードオイルが残っています。インドの人は、これを混ぜ、点眼するそうです。目にいいとか(ドライバー談)。でも~、マスタードオイルって、マッサージにも使われますが、ちょっと刺激臭があって、目にいれるのはちょっと…というオイルなんです。しかも、たぶん、うまく燃え尽きなかった真黒い灯心と練り混ぜてしまったので、まるで、竹炭ペーストのようなものができてしまい、とても目にいれられない(苦笑) で、まぶたと目の周辺に塗って、後で洗いました。「ママ、パンダみた~い!あははは~!」 子供に笑われたのは言うまでもありません… 来たるインドの新しい年が、平和でありますように… 家々に輝く、無数のディアの数だけ祈りがあります。この祈りが天に届きますように…
自宅の庭にカレーリーフ(南インド料理に主に使われます)の木があります。バルコニーから梢に手が届きます。TOKOちゃんが、その葉っぱをとって、HAPPY DIWALI と並べてくれました。
みなさま、ディワリ、おめでとうございます!
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