10月11日~14日まで家族でネパール旅行に行きました。ネパールはインドから行きやすいので(飛行機で1時間40分)デリー在住の日本人に人気があります。
カトマンズに一泊、翌日ポカラへ国内線プロペラ機で30分の移動、ポカラからジープに乗って1時間ちょっとで、ヒマラヤを望むアスタムコット村に着きました。宿泊したのは「はなの家」。ここは、パーマカルチャー実践農場を持ち、有機無農薬栽培の新鮮自家製お野菜を、美味しい日本食で供してくれる宿です。スタッフさんが、敷地内を案内してくれました。畑の中にある、バイオガス装置に感心しました。井戸のような穴があって、そこに牛糞を落とし、水も入れて攪拌、地下にあるタンクで熟成され、最終的には、キッチンの煮炊きに使われるメタンガスと、畑に散布される無臭の透明な液肥が作られます。この過程ですべてのバイキンは死滅、衛生的にも二重丸です。
養蜂箱もあり、朝食のクレープには自家製蜂蜜がトローリ! さて、食事もさることながら、壮大なヒマラヤの景色と澄んだ空気がなによりのご馳走でした。早朝の景色が一番と聞き、家族そろって日の出前に起床、ご来光を待ちました。アンナプルナ連峰が180度くっきりと見え、本当に素晴らしかった!! 上の写真は、アンナプルナサウス 標高7219m、右手奥に白く輝くのが、アンナプルナ1 標高8091mです。次の写真も同じアングルですが、日が昇って数時間経つと、もう雲に覆われ始めているのが分かります。早朝は寒かったのですが、日が昇ると半袖でもOKでした。幾種類もの可憐な秋の花が「はなの家」を彩っていて、心が和みました。コスモスが風に揺れて、日本の秋のような爽やかさでした。
下の写真はアスタムコット村のヒエ畑です。もうじき収穫です。スタッフさんに連れられて、村の見学ツアーに行きました。山の斜面から尾根にかけて村が広がっているので、ちょっとした運動になるお散歩です。4才のPEHくんは、スタッフのラメッシュさんがずっと手をつないでくれていました。ロキシー酒(ひえ焼酎)はネパールの名産。「はなの家」では夕食前に、暖炉を囲んでスタッフさん達との談話タイムがあります。ロキシー酒のぬる燗、鶏の軟骨焼き、枝豆、どれもとても美味しかったです。
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