2010年2月10日水曜日

現地理解体験


去年2009年12月に日本人学校で現地理解体験日というのがありました。校庭で、ゾウやラクダに乗ることができるのです。幼稚園児も親同伴で参加可能で、大いに親も楽しみました。左の写真のゾウに乗っているのは、PEHくんと私です。10~12月はインドのベストシーズンで、涼しくて爽やかな青空の下、ゾウの背中でゆうらりゆらり、悠長な時間の流れを体感しました。

蛇使いや猿回しなど、インドの代表的な大道芸人の人たちも呼ばれていました。コブラって、カレイかヒラメのように薄いんです。首に巻いてもらって記念撮影するひともいて、ぜんぜん怖くありません。毒牙は抜かれているのでしょうか?
他には、インド料理を作って試食する部屋、インド音楽の楽器を体験するコーナーなどがありました。幼稚園の園舎でも、ブレッドパコラがふるまわれ、辛くないインド料理は園児にも好評でした。(パコラは、ひよこ豆の粉を溶いて各種お野菜にからめ揚げたもので、インドの天ぷらみたいなものです。ブレッドパコラとは、サンドイッチをそのままパコラにして揚げた三角形のユニークな揚げもの。腹ペコな時、ごきげんなスナックです。インドの街ならどこでも、ニューデリー空港でも食べられます)
 最後は、メヘンディー。インド女性のオシャレといえば、これ。
ヘナの粉を溶いたものを細く絞り出して、手や腕を染めつけます。数時間してから洗い流すと、鮮やかなオレンジがかった褐色に染まっています。
伝統的なペイズリーなどの柄が、たったの1~2分で絞り出されます。職人さんが待機している部屋の他に、学校児童が自分でデザインし、自分で自分の手に絞り出す体験コーナーもあり、とても面白く拝見しました。
こうした異文化体験を幼いころから出来る子供たちは、幸せだなぁ、と思いました。

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2 件のコメント:

  1. いっちゃんさん、待ってましたインド生活情報!しかも写真付き。
    PEH君大きくなりましたねー、前会った時と顔つきが全然違う。
    子供の顔って1年ごとに色々と変化していくものなんっすね。
    日本の学校だと、学校の校庭に消防車が来ることが
    あっても、像は来ないでしょう。地元体験らしいっすね。
     
    辛くないインド料理、日本だとインド料理は辛いイメージが
    ありますが、そればかりじゃないんっすね。
    ひよこ豆の粉で天ぷら・・・美味しそう!
    こちらでは、ひよこ豆は煮物によく使われますが、
    お隣りの中近東・アフリカでは、ひよこ豆をペースト状にした
    のがポピュラーみたいですね。
    アボガドのディップみたいに、ひよこ豆のディップ。
    パンに塗ると美味しい!

    またの現地レポート楽しみにしてますです。

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  2. プレさん、こんにちは~!

    確かに、消防車は来ても、ゾウは来ないわね、あははー
    ゾウもラクダも、沢山の大きな落し物を残していきました。
    草食動物だからあんまり臭くないですが、目の前で落ちたのを見たら迫力がありましたよ。ゾウのは一つ一つ、大きなビーチボールぐらいの大きさがあるもんね。

    ひよこ豆、大好き。
    インドでも、スパイシーな煮豆(豆カレーみたいなの)にしてよく食べます。
    パキスタンにいた時は、ただの薄い塩味の柔らかい煮豆にして現地の人もよく食べていました。パキスタン人もインド人も、辛いものが食べられない赤ちゃんは、はじめはこういうスパイスなしの煮豆などをつぶして離乳食にして食べています。
    で、だんだん、辛いカレーも、チャパティーのはじっこにちょっとつけて食べさせて、馴らしていくらしいです。

    ひよこ豆のディップ、美味しそう~。
    ひよこ豆、インドではチャナという名前です。
    チャナの黄色い粉(非加熱)のことは、ベーサン(ベスン)と呼びます。
    食べ物のレポートは楽しいですね!

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